メジャーリーグ日記

アメリカのメジャーリーグの日々の記録をしていきます。あまりメジャーリーグを知らない方にオススメです。気になった事の深掘りした記事も投稿します。

【MLB】やられたらやり返す。MLBの報復死球とは。

私、野球をやったことがないのですが、

死球ってどれぐらい痛いんですかね。

見てる感じ、ちょっと痛そうですよね。

 

こんにちは、すぱろうです。

 

久々の投稿になります。

 

本日は、MLBのクレイジーな風習について1点話したいと思います。

 

『故意に』死球を与えることがある。 

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以前、このようなことがありました。

HRを打てば逆転の場面。あるバッターがそこでHRを打ちました。

その後、1塁へゆっくりと走っていくのですが、その際にバットを思い切り投げてしまいました。

軽く投げるという感じではなく、斜め後ろへ豪快に投げてました。

かなり重要な場面だったため、『やってやった!』という気持ちが強かったんでしょうね。

しかも、めちゃくちゃドヤ顔で。

打たれたピッチャーもさぞかし悔しかったことでしょう。

そのドヤ顔を侮辱的な行為とみなし、次の試合あたりにそのバッターに対し、明らかなボール球で死球を与えました。 

 

覚えている方もいるかもしれません。

ブルージェイズのボティースタの話です。

相手チームに侮辱的な発言や行為をされた際、チームとして死球を与える指示を出すことがあります。このような死球『報復死球と言われています。

この事例だと、必要以上にバットを大きく投げ捨てたことが侮辱行為と認識され、報復されました。

※ドヤ顔は全く関係ありません。

ちなみに、ピッチャーが侮辱行為(重大な危険球など)をした場合も、そのチームのバッターの誰かに対して報復されます。

 

報復死球があった後は、大体乱闘騒ぎが起こります。
ベンチから選手が総出で火消しもしくは乱闘に加わります。

(マジで殴り合いをすることすることも…)

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チームとして死球の指令が与えられるので、ピッチャーもキャッチャーもやらざるを得なくなるみたいです。

もちろんそこまで頻繁に起こるわけではないですが、ピリピリした場面が増える9月以降は多くなるイメージがあります。

 

アメリカって恐いですね。(汗)

日本との文化の違いを顕著に感じます。

「目には目を歯には歯を」というアメリカの文化が出ているのでしょう。

まあ観てる側からしたら乱闘騒ぎも面白いんですけど、何事もやり返すのは良くないと思います。当たったら痛そうですし。

と一応正論を言っておきます。

 

 

本日は以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。